ここ数年、わたしの運気は下降線の一途をたどっております。特に仕事については大スランプです。どこかのプロ野球の選手並みにスランプ期間が長いのです。もちろんバブルが弾けて日本経済も不況に突入したことが大きな要因であると思いますが、それ以上にわたしの努力不足が影響していると思います。いまさらではありますが、もっと自己啓発に力を入れるべきだったと反省しております。最近は以前バイトをしていた中華料理店で働くことも考えてしまいます。その中華料理店では高校時代にアルバイトをしていて、いまでもそのお店は存在します。もちろん、中華料理店で働くなんていうことは実際にはできるわけはありません。また、仮に中華料理店で働いたとしても恐らくまったく役に立たないでしょう。高校時代とは動きがまるで違うはずです。それは、わたしの現実逃避から来ている考えだと思います。現在の仕事にどうしても行き詰まりを感じてしまうのです。ですから良い発想がなかなか思い浮かばないのです。考え方がすっかり内向きに後ろ向きになっているような状態です。だからこそ、以前アルバイトをして楽しかった中華料理店で働くという選択肢が出てくると思います。もちろん私自身、中華料理店で働くことについて卑下しているわけではありません。それよりも現実逃避をする自分のことを不満に思うのです。でも、ここまで書いていくと自分の内面と向き合うことが少しは出来たような気がします。厳しい状況は続きますが、もう少し前向きにがんばりたいと思います。
わたしの嫁さんは自他共に認める料理好きでありますが得意な料理はありません。オールラウンダーなのです。でも、わたしがそんなことを言っていると知ったら怒られてしまうかもしれません。それは自分ではしっかりと得意な料理というものを持っているからです。その得意料理とは「中華ちまき」です。中華ちまきというと中華料理の点心で食べることがありますが、あまりポピュラーな食べ物ではないと思います。嫁さんが作り始めたきっかけもひょんことからでした。
家の近くに、全国にチェーン展開している大手中華料理店があります。体調が悪かったり、仕事が忙しかったりして、夕飯の用意ができない時など、子どもたちに「どこかへ食べにいこうか」と尋ねてみると、ほとんどの場合、その中華料理店の名前を、口をそろえて言います。結構ボリュームのあるセットメニューがウリで、たっぷりと食べることができます。子どもたちはたいてい、ラーメンとチャーハンのセット、私はたまにみかける、ちょっと変わったセットメニューを頼むことが多いです。
夫の実家に遊びに行った際、義母の足が悪いことがあって、外食をしにいくのではなく、出前を取る機会が多くありました。特に、義父が大好きな中華料理店からの出前が多く、私たちが夫の実家に着くころあいを見計らって、義母が注文してくれるのです。メニューを見て頼むわけではありませんので、毎度毎度、とりあえずラーメンとチャーハン、ギョウザ、カラアゲといったメニューを頼むことが多かったように思います。ところで、私はその中華料理店のラーメンはあまり好きではなかったのです。たぶん、しょうゆ味ベースだと思うのですが、なんとも奇妙に味が薄いのです。
以前住んでいた住宅地の中に、一軒の中華料理店がありました。白い瀟洒な建物で、パッと見た感じ、中華料理店には見えない構えになっていました。交通量の少ない住宅地の中にありましたので、お店に入って食事を楽しむお客さんの姿はあまり見かけたことがありませんでした。その中華料理店は主に出前を中心に行っていて、よく自宅のポストにメニュー表が入っていたものです。来客のあった時などは、そのメニューを見ながら、我が家でも出前をお願いしたものでした。
中華というと、いわゆるラーメン店しか行ったことのなかった私ですので、本格的な中華料理店というものにあこがれていました。そんな私が初めて本格的な中華料理店を体験したのは、大学を卒業して初めて就職した会社での懇親会でした。会社から、男性社員の車に分乗して、奈良市内のとある中華料理店へと向かいました。駅からすぐのところにある、構えの大きな建物でした。内装がすごく豪華で、ビックリした記憶があります。そこで、これまた初めて、円卓の上の回転テーブルをみました。何といっても初めての経験でしたので、その回転テーブルをどのように使うのか、まったくわかりませんでした。